開業を検討されている方へ

開業を検討
されている方へ

一般社団法人SOYは、単に訪問看護ステーションの開設及び
運営サポートを行うコンサルティング機関ではありません。

私たちSOYには訪問看護ステーションの
明確な運営理念並びに運営方針がございます。

そこにご賛同いただき、
ともに歩みたいと思っていただける代理店様と
情報を共有し開設及び運営サポートを行ってまいります。

一般社団法人SOY 
代表 坂田道夫 大山雄太郎

訪問看護のあれこれ

1:訪問看護ステーションの運営主体


設置主体は、地方公共団体、医療法人、社会福祉法人、医師会、看護協会、営利法人(株式会社等)など厚生労働大臣が定める者のうち、一定の基準により都道府県知事の指定を受けた者となっています。

2:訪問看護ステーションの運営規程


指定訪問看護の業務内容について、正しく記載すること。 管理者については、常勤であり、従業者に法令を遵守させるため必要な指揮命令を行うこと。 准看護師を配置している場合はその旨を記載、また、准看護師は訪問看護計画書・報告書を作成できないこととなっています。

3:訪問看護ステーションを運営するために必要なこととは


訪問看護ステーションの運営には、医療器具や感染対策用品などの医療用品から、車両・パソコンやタブレット・各種事務用品などが必要です。 立ち上げの際は、サービスを提供するスタッフも早急に確保しなければなりません。 介護保険・医療保険から指定を受ける際は、常勤換算で2.5人以上の保健師、看護師又は准看護師を配置が求められています。

4:訪問看護ステーションは何法に基づいて運営されているのか


訪問看護ステーションは、介護保険法に基づき、都道府県知事(または政令市・ 中核市市長)の指定を受け、保健師または看護師が管理者となって運営する事業所です。

5:訪問看護事業の収益性


厚生労働省の『令和2年度介護事業経営実態調査』によると、訪問看護事業所が配置している看護職員の常勤換算数の平均は「4.7人」であり、1カ月あたりの売上(介護料収入)は「2,688,000円」、訪問1回当たりの収入は「8,056円」となっています。

6:訪問看護の一件あたりの単価


訪問看護師が訪問した単価というものが売上げになります。 エリアにより違う部分はありますがおおよそ1件訪問し8000円から9000円程度となっています。

7:訪問看護ステーションを経営すると年収はいくらになるのか


訪問看護ステーションで起業した場合の年収は、おおよそ『400万円〜1,000万円』が目安になりますが、事業を拡大し、複数の事業所を経営することで更に年収を上げることも可能です。但し、資本不足や利用者獲得能力不足により黒字化することなく閉所となる訪問看護ステーションが一定数発生していることも事実です。

8:困った利用者への対応(訪問看護の断り方)とは


断るときは、語気が強くならないようにして、決まりだから対応できないということを伝えましょう。 一度断ったにもかかわらず、対応できない業務を要求されるときは、サービス提供責任者に報告し、ケアマネージャーから対応できない旨を説明してもらうことで、角を立てずにトラブルを防げます。

9:訪問看護の苦情対応の手順とは


[電話でのクレームは以下のような手順で対応していきます。]

1.まずは傾聴する(話をさえぎらずに聞くことが大切です)。
2.不快な気持ちにさせてしまったことに対して謝罪する。
3.事実や要望を確認する。
4.今後の対応を伝える 。
5.連絡に対してお礼を伝え電話を切る。

10:訪問看護が倒産する理由とは


訪問看護ステーションを開設する企業、参入する企業は多いですが、廃業する訪問看護ステーションもあります。
要因としては、「採用コストの高騰」や「人件費の上昇」並びに運転資金の不足、利用者獲得がうまくいかないなどといった理由が多いようです。

1:訪問看護の魅力とは


訪問看護の最大の魅力は、なんといっても利用者さんの希望に沿った看護を提供できるという点であり、利用者様やご家族から十分に聴き取りを行うことから始め、治療やケアの方針を組み立ていくという責任ある仕事ができるからです。

2:訪問看護師のやりがいとは


訪問看護師は、病気や怪我で苦しんでいる患者さんを患者さんの大切な家で支えることができる、やりがいのある仕事です。 また、患者さんの命を助け回復のサポートをすることで、その家族までも笑顔にできる部分においてもやりがいを感じられます。

3:訪問看護師の強みとは


訪問看護師は、患者さん一人ひとりに寄り添った看護ができるほか、幅広い分野の症例に携われるのがメリットです。 基本的には一人で患者さんの看護ケアにあたるため、責任感を持って主体的に行動できる方に向いている仕事といえます。

4:訪問看護でやってはいけないこととは


1.患者さんのプライバシーを侵害すること。
2.患者さんに対して不適切な言葉を使うこと。
3.医療行為を不適切に行うこと。
4.患者さんとのコミュニケーションを怠ること。

1:訪問看護は医療保険で何割負担になるのか


公的医療保険で訪問看護を受ける場合、負担する費用は年齢や所得によって異なりますが、費用の1~3割の自己負担でサービスを利用することができます。 しかし、基本料金以外の費用が追加でかかる場合があります。
※難病によって1日に複数回訪問看護を利用する場合など、加算項目は複数あります。

2:訪問看護は週何回まで医療保険が適用されるのか


医療保険適用の場合 原則として 1 日 1 回、週 3 回。 1 回の訪問時間は 30 分~90 分が標準となっています。 また、厚生労働大臣が定める疾病等と特別訪問看護指示書の指示期間内の利用者は、1 日や 週の訪問回数は、原則どおりではありません。

3:訪問看護は医療保険なのか介護保険なのか


訪問看護は、要支援や要介護の認定を受けている場合、基本的に公的介護保険が優先されます。 それ以外の場合は、基本的に公的医療保険を利用することになります。 また、自費で訪問看護や訪問介護を利用する場合、民間の保険会社の「介護保険」を活用する手段もあります。

4:訪問看護の医療保険の適応条件は何なのか


医療保険では、以下の年齢や条件で区分を設けてあります。 医師によって訪問看護の必要があると判断された40歳未満の方や、16特定疾病以外の40歳以上65歳未満の方、要支援・要介護の認定を受けていない65歳以上の方が、基本的に医療保険の適用となります。

1:訪問看護ステーションを開業するまでの流れとは


開業の検討(情報収集・事業計画書の作成など)
開業準備(法人設立・資金調達・物件契約・備品等の調達・職員採用など)
指定申請(申請書類の作成・提出など)
審査・決定(実地調査・指定通知書到着など)
開業(営業・サービスの提供など)

2:訪問看護ステーションを独立開業するには


訪問看護ステーションを独立開業するための手順は大きく法人設立、資金調達、指定申請の3つに分けられます。 さらに指定申請には運営、設備、人員の3つの基準を満たすことが必要です。 指定申請後は独立開業に向けて業務プロセスの構築や利用者獲得(営業)など、事業所運営のための準備が必要です。

3:訪問看護を設立するにはいくら必要なのか


訪問看護の開業・立ち上げに必要な資金の目安は、エリアや規模によっても異なりますが、800万~1,500万円程度必要となります。 内訳として、開業準備の初期費用として500万〜800万円ほどと、最低でも3か月~半年分の運転資金300万〜500万円を見積もっておかねばならないからです。

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