主な仕事内容
利用者様のお宅に訪問して主治医の指示書に基づいた医療処置（看護）を行い、健康状態の悪化防止や、回復に向けてお手伝いをします。
その内容は利用者様によって変わりますが、体温はもちろん、血圧や脈拍、呼吸などを一通り調べて記録し、利用者様の状況いかんでカテーテルの交換やインシュリンの注射、点滴、血糖値の測定などを行います。また、自宅で最期を迎えたいという希望に沿った看護も行います。
訪問看護の業務一覧
訪問看護師の仕事内容には、以下のようなものがあります。
病状の観察
病状コントロールにおける管理、指導
医療的な管理や処置
清潔ケア
家族介護指導
医療機関との連携
医療介護連携
緊急時の対応
訪問看護で一番大切なこと
訪問看護で大切なことは、利用者様の「自宅で過ごしたい」という気落ちを尊重することです。 利用者様やご家族の希望を正確につかみ取り、自宅で安全に生活していくための健康状態や身体状態のアセスメントができる能力を必要とします。
コミュニケーション力
多職種との連携
十分な看護技術
社会資源に関する知識
生活環境を把握するスキル
緊急時に対応できるスキル
訪問看護をして良かったこと（先輩看護師の意見）
訪問看護の特徴 – 利用者さん一人ひとりにじっくりと向き合える
利用者さんの「意思」を汲んだ看護ができる
一人の看護師としてやりがいがある
自分が必要とされている実感が持てる
ルーティン作業感がない（判断する力が身に付く）
時間の融通がきく（会社と相談して）
訪問看護の正社員のお給料（月収）
訪問看護師の平均月収は約36万円ですが、地域によって差（地代家賃等事由）があります。
くはしくは下記の記事をご覧ください。
訪問看護の給料が比較的に高い理由
各種手当があり内容によって勤務時間に沿った給与に加えて支払われます。
夜間対応の訪問看護センターやオンコール当番が多い勤務先では手当がさらに増える場合もあるため、訪問看護師の給与水準は少し高めになっています。
訪問看護ステーションが倒産する確率
2021年の時点で、全国の訪問看護ステーションの廃業数は490件でした。 これは稼働している事業所の総数の約3%に当たる数字です。 一見すると小さい数字のように感じますが、わずか1年間で数百件もの事業者が廃業していると考えれば、決して低い割合とは言えません。
訪問看護の欠点（人によって受け止め方は異なります）
・オンコールがある
・教育・研修プログラムがない事業所もある（SOYにはあります）
・医療処置スキルを発揮する場面が少ない （SOYにはあります）
・現場で1人になることへの不安がある
・高い「アセスメント力」が求められる
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